被害にあわれた方へ
被害にあってから
- 突然不安におそわれることはありませんか?
- 感情のコントロールがうまくいかないことはありませんか?
- 食欲がなくなったり、眠れなくなったりしていませんか?
被害にあった後には、体や心に思いがけないさまざまな症状が現れます。でもこれは決して異常なことではありません。突然大きな衝撃を受けた後では、起こりうることなのです。
そんな中で日々の生活を送ることは更なる不安や苦痛を伴うこともあり、とても大変です。
被害者支援センターすてっぷぐんまではそんな時にお話を伺ったり、付き添いをしたりなどのお手伝いをしています。気兼ねなくお電話ください。
犯罪被害にあうと
衝撃的な出来事の後には、心や身体にさまざまな反応が生じます。それらは、ショックな出来事があった後に、起こって当たり前の反応です。
あなたが弱いわけでも、おかしいわけでもありません。反応の多くは、時間の経過とともに落ち着いていく場合も少なくありません。
自分に生じた変化を理解することが、回復の第一歩です。
以下の反応は、衝撃的な出来事のあとでよく見られるものです。
身体の反応
不眠、食欲不振、腹痛、頭痛、下痢、動悸、発熱、体の緊張、息苦しさ、過呼吸
精神的な反応・考え方の変化
- 思い出したくもないのに、出来事の場面が頭によみがえる(フラッシュバック)
- 出来事を思い出す場所や人物、事物を見ることが苦痛である
- イライラして怒りっぽくなる
- 集中力がなくなり、ぼんやりする
- 気持ちが不安定になる
- 気分が落ち込む、無気力になる
- 出来事について自分が悪かった、と自分を責める
- 不安や恐怖に襲われる
- 物音に敏感に反応する、警戒心が強くなる
日常生活の問題
- 人付き合いが嫌になる
- 1人ではいられない
- 学校や仕事に行けない
- 外出できない
- 社会的な活動からひきこもる
- 電気を消して眠れない
- 人ごみがこわい
- バスや電車などの公共機関を利用できない
回復に必要なことは、安全・安心・安眠です
決して自分を責めないでください。悪いのは加害者です。
「もう、安全。安心していいのだ。」と思える環境を整えることが大切です。
よく眠り、食べ、日常生活を保つようにしましょう。
つらくて話したくなったときには、だれか身近な人で、信頼できる人に自分の気持ちを話してみましょう。
ゆったりできる時間、リラックスできる時間をもうけましょう。
悲しいとき、つらいとき、苦しいとき、どうかひとりで悩まず、あなたの声をお聞かせください。
わたしたちとともに解決の糸口をみつけ、1日もはやく明るい明日をとりもどしましょう。
電話相談はこちらまで(相談無料・秘密厳守):027-243-9991
刑事手続きの流れ、裁判、各種制度
詳しくは、法務省HPを参照してください。